中村 天平:作曲家・ピアニスト
神戸出身。中学時代に阪神大震災で自宅が全壊。高校は半年で中退。家を出て解体業に従事しながら生計を立てる。
中学から完全にピアノと離れていたが、音楽専門学校から大阪芸術大学演奏学科ピアノコースに進学、同コースを首席で卒業。国際的な音楽家を目指し、2006年よりニューヨークヘ留学。2008年にEMIよりCDデビュー。2010年にはニューヨークのカーネギーホール(ワイルリサイタル)でのデビューを果たす。毎年ヨーロッパ・ツアーも行っており、オランダのコンセルトヘボウ、パリ日本文化会館、ベルリン日独センター、などで演奏のほか、スペイン、ベルギー、ポルトガル、イタリア、オーストリア、ルクセンブルグ、エストニア、スロバキア、ウクライナ、ベラルーシなどの欧州各都市でも演奏し、世界を股にかけ活動中。日本国内では世界遺産・熊野古道での「紀伊半島秘境コンサートツアー」も実施。2012年より、東日本震災復興支援として、被災地にピアノと音楽を届けるプロジェクト「ライジングサン」を続けており、兵庫県芸術家協会から奨励賞を授与された。現在、ニューヨークと東京を拠点として活動中。
【主なメディア出演等】
■2008年05月 FNN『スピークス』で紹介される。
■2008年06月 ANA機内放送で『TEMPEIZM』が試聴紹介される。
■2008年06月 みのもんた『思いっきりイイ!テレビ』で紹介される。
■2008年09月 『踊る!さんま御殿』に出演。
■2009年11月 テレビ神奈川『ハマランチョ』に出演。
■2010年01月 NHKテレビ『みんな二十歳(ハタチ)だった。』に出演。
■2010年01月 フジテレビ『僕らの音楽』に出演。
■2010年8〜12月『月刊ショパン』で「天平のヨーロッパ放浪の旅」が連載された。
■2010年12月 フジサンケイニュースNY『カーネギーホールの天平ソロリサイタル』を報道。
■2010年12月 朝日新聞全国版「ひと」欄で紹介される。
■2012年06月 NHKBS『地球テレビ・エルムンド』に出演。
■2012年06月 NHK『ぐるっと関西おひるまえ』に出演。
■2012年12月 BS・TBS『天地創生』に出演。
■2013年06月 NHK『おはよう関西』で「あべのハルカスへの思いを曲に」に出演。
■2013年12月 神戸新聞見開き2頁特集『夢をつかもう』で紹介される。
■2014年04月 日テレ系列全国30局ネット『明石家さんまの転職DE天職2』に出演。
■2014年07月 BS-TBS全国放送「世界人」に出演。
■2016年02月 「栄光へのファンファーレ」が朝日放送TV『東京タイマー2020』のテーマ曲に決定。
【主な音楽活動】
■ニューヨークでの音楽活動
2006年からニューヨークに留学。2009年リリースの2ndアルバム『翼』はニューヨークで生まれた楽曲を主に収録したアルバム。2010年12月カーネギーホールでソロリサイタル。毎年、約半年間はニューヨークに在住して作曲・演奏活動を行っている。
■ヨーロッパ12カ国音楽修業の旅
2010年夏の3カ月半、ヨーロッパ12カ国を巡る音楽修業の旅。この旅での感動的な経験やヨーロッパの伝統音楽からのインスピレーションを受けて生まれた楽曲を収録したのが3rdアルバム『火の鳥』。
■紀伊半島秘境コンサートツアー
天平が自らの『精神世界のふるさと』だという紀伊半島。世界遺産に登録された吉野・高野・熊野などの自然が溢れる場所でのボランティアのツアー。
■カルテット楽曲の作曲・演奏
2014年からピアノ、ヴァイオリン、チェロ、ドラムによるネオ・レジスタンス・カルテットを結成して、カルテットの楽曲の作曲・演奏も手掛ける。
■東日本被災地にピアノを贈るプロジェクト
2011年9月、天平と声楽家の吉武大地を中心とした音楽家有志たちは東日本大震災の被災地に元気を取り戻してもらうため、ピアノを贈り届けるボランティア活動をスタート。ライジングサン・プロジェクトとして現在も活動中。
■「あべのハルカス」のテーマ音楽を作曲・演奏
2013年6月、高さ300mの大阪のターミナルビル「あべのハルカス」のオープニングテーマ曲とエンディングテーマ曲を作曲・演奏。あべのハルカス開店時には「天空序曲」、閉店時には「In the Twilight」が全館に流れています。