お知らせ

2017.10.26.木

世界を駆け抜けるコンポーザー&ピアニスト、中村天平ピアノコンサート

10月21日、興奮冷めやらぬまま幕を閉じました。
全国行脚ツアーの最終公演の前日、天平さんは最高のコンディションだったのではと思います。

阪神 淡路大震災で自宅が全壊した中学生時代、喧嘩、ロック、肉体労働に明け暮れた高校生時代(半年で中退)17歳から音楽の道を歩み始めた彼の作る曲、紡ぎ出す音は、逞しく、やさしく、私達の心に沁みこんでいきました。

『火の鳥』のような華やかな曲から『kaleidoscope』‥など、細やかで繊細な響きの美しい曲まで多彩な音色を表現する彼の演奏技術。
普段、クラシックの世界で生きている私の耳にも心地よく、その音楽性に感動の連続でした。

関西ことばの天平さんのMC(演奏の間の解説やお話)に会場は笑ったり泣いたり、あっという間の2時間でした。本番中に即興演奏もあり、作曲家が曲を生み出す瞬間に立ち会えた私たちはラッキーでした!

どの曲もカッコいいですが、個人的には『龍の涙』がイチオシ。車を運転する時にいつもかけてます。